合同会社の設立にはどのような人が向いているのでしょうか?
それぞれの都合 や状況によって様々な場合が考えられますが、ここでは代表的なものを挙げておきます。
設立する際にはこれらを参考に、良く検討してみてください。
●自分たちで自由な経営をしたい人
合同会社では出資者と経営者が同じですから、自分たちで自分たちの経営について自由に決定をすることができます。
●人を重視した経営をしたい人
利益配分や意思決定などを出資額によって決めるのではなく、その人の技術やノウハウが会社にどれだけ貢献できるかという尺度で決めたいという場合、つまり人を重視した経営を行いたい人には合同会社は向いていると言えます。
●株式会社化へのステップとして
すでに個人事業を行っており、事業拡大などに向けて法人化を検討する際には、まずは合同会社を設立し、後に出資を募ってから株式会社へ組織変更をするという方法もあります。
●法人であることが必要な場合
特に、口座の開設や取引先との契約上法人格は必要だが、株式会社であることにはこだわらないという場合はおすすめです。
●設立費用を安く済ませたい場合
株式会社に比べ、設立費用を安く抑えることができますので、予算をほかのことに使いたい場合などにも良いでしょう。