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会社の会計基礎知識

近年、ビジネスマンに会社会計の知識と理解が要求されています。ただ、会社会計の範囲と奥行きは非常に広く深いので、このページでは会社会計の基礎知識の核となる事項を簡単に紹介します。

 

目次

  1. 財務会計と管理会計
  2. 収支計算と財務計算
  3. 簿記の必要性
  4. 仕訳ルールを理解する
  5. 収支と損益の違い
  6. 決算書の役割
  7. 貸借対照表
  8. 損益計算書
  9. キャッシュフローの重要性

 

財務会計と管理会計

会計とは、会社の事業活動を、お金と言う共通の価値基準で、一定の共通ルールを用いて、記録することです。会社の会計は、大きく分けて以下掲げる2つの会計に分類されます。

 

1.財務会計

財務会計の目的は、会社の利害関係人や税務署等の第三者に公開する財務諸表を作成するための会計です。

 

2.管理会計

財務会計と管理会計
管理会計は、企業内部の経営を健全化する目的で行う会計です。この趣旨から、管理会計は、会社内部で理解されればよいので、会社内部の実務で使いやすいルールや形式が決定されていればよいと言えます。

 
大企業では、会社内部の会計について社長等が十分な資金の動きを知り、将来の会社の予測を行うために、管理会計は重要と言えますが、設立間もない会社や中小企業では、会社経営が安定していない場合が多く、不安定要素が非常に多いので、無理に予測しても、実態とかけ離れた会計になることが多く、事務コストのみ生じるといった、管理会計のデメリットを受ける可能性も生じます。

 

収支計算と財務計算

収支計算と財務計算
会社の会計の基本を理解するためには、お金の出入りの計算を行う「収支計算」とお金やもの、財産の計算を行う「財産計算」の2つを理解することと言えます。私たちの生活でも、毎月の収入の中で生活費をやりくりし、預貯金等の財産が減少しないよう気を配っていると思います。ただ、会社の会計では、単にお金の出入りだけでなく、取引から生じた売上などの収益と商品やサービスを制作した際に生じた原価等の経費を行う「損益計算」を行っています。

 
この損益計算は、会社の会計では、「損益計算書」と呼ばれる計算書類で表します。損益計算書は、1年間の会社の成績表と言える計算書類です。

 
会社の会計では、財務計算も重要です。財務計算とは、お金や物、財産の残高を計算するもので,財産の残高は、預貯金や株式、債券、機械等の設備等の種類ごとに集計してリスト化します。

 

簿記の必要性

簿記とは、一般的に帳簿記録の略と言われています。簿記は、会社の決算書を作成するための正解共通ルールです。これにより、会社の経理担当者は必ず簿記の知識を持つ必要がありますが、それ以外の社員は、簿記の知識は必ずしも必要となでは言えないでしょう。

 
ただ、簿記の知識がなければ、会社の決算書を作成することはできません。また簿記は、会計の作成ルールなので、簿記を理解することは、会社の取引や資本のやり取り等を決算書に反映させる方法を知っていることであり、これのより、会社の営業実態や資金の流れが見えてきます。経営実態が見えてきます。

 
簿記は、会社会計に必要な損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書の作成の基礎を支える会社帳簿の記入ルールなので、会社の会計を理解するには、簿記の基本的な理解は必要です。

 

仕訳ルールを理解する

簿記は、企業活動におけるお金やものの動きを帳簿に記載するための各国共通のルールです。複式簿記と呼ばれる方式では、ある取引を借方、貸方の2つの原因と結果に振り分けて記録します。この作業を「仕訳」と呼びます。例えば、商品を売った時は、借方へお金が入り、お金が増加し、貸方へは売上が記載されます。つまり、1つの取引を2つの側面から捉えて記録するので、複式簿記と呼ばれているのです。仕訳は、簿記の理解の中で最も初歩的であり、また、これを理解できないと次に進めない重要な事項です。仕訳は、「習うより慣れろ」なので、簿記の2級や3級程度の練習帳にある仕訳練習を繰り返し行って下さい。

 

収支と損益の違い

会社の会計では、収支と損益についてもその違いを十分理解しておくことが重要です。収支とは、収入から支出を引いた額です。ここで注意すべきは、収入の中には、金融機関等からの借金も含まれ、この場合は、会社のお金が入金されるので、収支はプラスになりますが、収支はプラスでも、財産は逆にマイナスになります。会社が儲かったと言えるのは、会社の財産が増加した場合なのです。

 
これに対して損益とは、収益から費用を差し引いた額のことを言います。収益は、会社が事業を行い得た財産の増加です。費用は、その財産を得るために拠出した財産の減少のことを言います。この結果、損益がプラスになれば、会社の財産が増加したことになります。

 
このように、会社の会計の基礎知識を理解するためには、会計上の基本的な用語の正確な理解が必要になります。

 

決算書の役割

財務諸表と呼ばれる会社の決算書は、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の3種類があります。決算書は、会社の経営状態を会社の利害関係人等(ステークホルダー)に伝えるための書類です。

 
このうち、貸借対照表は、会社の現有する財産の残高を集計して記載する書類で、会社の財政状態を明らかにするものです。また、損益計算書は、利益や損出を計算することで、会社の経営成績を表示しています。更に、キャッシュフロー計算書は、キャッシュフロー、すなわち、お金の流れを会社の活動の区分に従って整理、集計することで、会社のお金がどのように流れているのかを把握します。

 

貸借対照表

会社の財務諸表の1つである貸借対照表は、ある一定時点における資金の源泉とその使い道を記載した書類で、右側に貸方と左側の借方の合計額は均衡していることから、バランスシートと呼ばれています。
この表の記載項目の中には、「負債」がありますが、負債には、会社の借金だけではなく、代金の支払いを猶予して貰っている「買掛金」や「未払い金」更に、他に支払うべき「預かり金」や「未払い消費税」等も含まれます。このような負債は、会社における資金調達の手段として機能することから、「負債」と言っても、会社が現有するお金は、増加すると言う会社会計を学ぶ初心者にとっては、理解しづらい事項です。

 
また、貸借対照表には、純資産の部がありますが、これに含まれるのが資本金や繰越利益です。資本金は、株主から調達した資金であり、返還義務ないお金です。会社の業績が好調であれば、買い手が増加し、株価が上昇します。この結果、会社は、配当は必要ですが、紐つきでない利子のない資金を市場からえることが可能になります。

 
会社の経営陣は、資金調達をさらに進めるため、利益を配当に重点を置くのか、利益を投資し中心に振り向けるのかの判断を行います。損益計算書を見れば、その会社の経営方針が、どの方向を向いているのかの判断が可能になります。

 

損益計算書

損益計算書は、ある一会計期間の収益と費用の状態を表すもので、会社のある一定期間の業績を表すものです。損益計算書は、よく、学生の通知表にたとえられます。

 
損益計算書は、会社の営業や投資で、どんな利益が生み出されたのかを具体的な収益項目や費用項目をたてて、分かり易く表示するものです。

 
損益計算書の項目には、売上総利益(粗利)、営業利益、経常利益、税引き後当期利益、当期純利益、の合計5つの項目が区分して記載されています。

 
この中で最も重要とされる項目は、経常利益です。会社経営には銀行等の金融機関からの融資が必要とされる場合が多いですが、「経常利益」を確保していない会社は、お金を貸して貰えない傾向が高いと言えます。銀行も貸倒れすることはできないので、リスクの高い会社には、なかなか融資が実行されないのが現実の姿です。

 
ただ、経常利益は出ていなくても、災害や固定資産の購入・買い換え等といった、単年度の損益が増加した場合は、特別損失に計上しておけば理解は得られます。

 
また税金についも、会社の会計の基礎知識として重要項目と言えます。可能な限り節税を行う事で、会社の税引き後純利益を増加させることが可能になります。脱税は厳として慎まなければなえりませんが、節税の知識をを身につけることは、会社の経営者やビジネスマン、また、出資者であり、会社の経営に参加する合同会社の社員にとって、非常に意義のある知識と言えます。

 

キャッシュフローの重要性

近年、キャッシュフローの重要性を説く会計指南書が増加しています。何故なら、会社の資金が支出すべき時点で枯渇してしまえば、売掛金が十分あり、会計上は利益が出ていても、会社は倒産してしまうからです。いわゆる黒字倒産の問題です。

 
お金の流れを記載したキャッシュフロー計算書には、以下掲げる3つの種類があります。

 
(1)営業活動キャッシュフロー、(2)投資活動キャッシュフロー、(3)財務活動キャッシュフロー

 
これらのキャッシュフロー計算書を作成することで、会社の事業のどの部分で資金を生みだし、どの部分で資金を減少させているのかが分かります。

 
中小企業の決算報告書には、キャッシュフロー計算書の作成は義務付けられていませんが、資金の増減を明確に管理するには、会計の基礎知識としてキャッシュフロー計算書の理解も必要と言えます。また、将来の資金の増減を「見える化」したい時は、「資金繰り表」の作成も行います。日ごとに入金や出勤の予定を立てた表を作成し、会社にある現金を把握し、健全な資金繰りが行えるようにすることも重要です。

 
最近では、これらの計算書作成のための会計ソフトも安価で提供されているので、会計に関する基礎知識を獲得する上でも、1度使用してみる価値はあると思います。


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